「多様な価値観に応じた柔軟でクオリティの高い働き方の実現」を公開
当社の一般事業主行動計画にもとづき、「多様な価値観に応じた柔軟でクオリティの高い働き方の実現」の社長メッセージを公開。
概要は、以下の通り。
多様な価値観に応じた柔軟でクオリティの高い働き方の実現
当社は、2015年にシニア人材のスキルを活かした改善支援事業が評価され、「ダイバーシティ経営企業100選」に選定され、経済産業大臣から表彰を受けました。
さらに現在、「次世代育成支援対策法」と「女性活躍推進法」に基づいて「一般事業主行動計画」をつくり、法の趣旨に基づいて、人事制度や職場の整備に取り組んでいます。今回、このメッセージを作成するにあたり、改めてこれまでの取り組みを紹介するとともに、今後さらに育児に携わる社員の両立支援や女性社員の更なる活躍推進など多様な価値観に応じた柔軟でクオリティの高い働き方ができるよう更に取り組んで参りたいと考えています。
2016年以来、法律の制定・改定に伴って、育児休業制度・育児短時間勤務制度、介護休業制度・介護短時間勤務制度を新設し充実させてまいりました。その結果、これまでに両休業制度で、延べ22名が、うち男性社員も2名が利用しております。これらの制度を対象者に、より有効に活用していただくために、社員への周知にも注力しております。
一方、女性の活躍推進においては、2016年1月以降に女性管理職5名が昇格して、現在も活躍中です。今後も候補となる対象者に対して、チャレンジ目標の課題設定や異動等による職務経験の拡大を通じて能力向上を図っていきます。また、豊田自動織機エンジニアリング事業部では、現在21名の女性エンジニアが活躍、また2017年度も3名の女性を採用しており、日本の「いわゆるリケジョの育成・活用」という社会的課題の一翼を担っております。
また、この3月には日本経済新聞が主催する「私らしい働き方をみつけよう!"マイ転職"に出会うために」というセミナーを積極的に後援し、親会社の協力も得ながら、パネルディスカッションに参加するなど社会の女性活躍推進も支援しています。
更に、ワーク・ライフバランス実現のため、長時間労働の是正により両立支援と女性活躍推進を図って参ります。具体的には、2017年4月より、内勤や請負職場の定時退場日の設定や所定外労働時間の上限を従来の120時間から80時間に減らし、さらに社内の自主管理時間として上限60時間を設けました。日々の適正な時間管理を推進しておりますが、やむを得ず自主管理時間を超える場合には、産業医との面談の場を設け、健康状況の確認を行っています。
今後当社は、人材サービスを業として行っていますので、多様な人材の多様な考え方を尊重しながら、シニア人材の更なる就業促進やそのための職場環境の改善、介護や育児を容易にするため保育所の確保やテレワークの導入、職場コミュニケーション活動など社員交流の場づくりを検討して参ります。また、障がい者、外国人など多様な人材の雇用を促進して参ります。
社員が、安心して働き、笑顔で家族団らんを過ごすことが、活力の源になり、人生を豊かにし、会社の発展につながっていくと思います。
2018年6月1日
株式会社サンスタッフ
代表取締役社長 丸山 恭一